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FIT終了後の蓄電池のメリット

公開日:2021/05/01

2009年から開始された、固定価格買取制度を知っていますか?FITとも呼ばれていますが、この制度の高価買取期間が終了します。太陽光で発電した電気の高価買取が可能になることから、導入した人も多いと思いますが、終了にともなって太陽光発電と蓄電池を組み合わせる人が増えています。この記事では、FIT終了後の蓄電池のメリットを紹介しましょう。

FITとは?

FITは『Feed-in-tariff』の頭文字を取ったもので『固定価格買取制度』と訳されます。太陽光に限らず再生可能エネルギーから作った電気を一定期間、一定価格で買い取るように電力会社に義務つけた制度です。

一般家庭でのFITとは

太陽光発電で余った電気を買い取ってもらえます。適用開始から10年間は、高い価格で買い取ってもらうことが可能です。電力の買取価格は2012年では1kwh42円でしたが、年々下がっていき2020年度は21円となっています。

卒FITのタイミング

卒FITのタイミングは適応開始時期で決まります。必ずしも全員が同じ時期に卒FITする訳ではありません。2010年10月に適応を開始したのなら、10年後の2020年10月に適応期間が終了になります。適応開始した時期から10年後に卒FITとなるのですね。

FITは太陽光発電の余剰電力買取制度と統合されている

一般家庭へのFITの導入は2012年から開始されましたが、早い方で2019年から終了になる方もいます。2009年11月から開始された『太陽光発電の余剰電力買取制度』とFITが統合されたため早く終了になる方がいます。太陽光発電の余剰電力買取制度も固定価格での買取は10年間と定められています。統合されたことにより早い方は2019年11月に卒FITとなります

卒FIT後はどうなる?

10年の買取期間が過ぎてしまうと、市場よりも高い価格で買い取りしてもらえなくなるので、太陽光発電の電気を売ることで得られる収入が激減してしまいます。卒FIT後の買取価格は1kwhあたり7~9円です。電力会社により差はありますが、適応時に比べると減少してしまいます。『卒FIT後はどうしたらよいのか?』と悩む人もいるようです。

・同じ電力会社で買い取ってもらう
・買い取ってもらう電力会社を自分で選ぶ
・自宅で電気を溜めて使う

対策は主に3つあります。どの対策が有効かは、設備投資できる費用があるか、自宅の広さ、買取価格を下げたくないか、安くてもよいのかなど、家庭の状況により変わるでしょう。

同じ電力会社で買い取ってもらう

同じ電力会社で従来通り、電力を買い取ってもらえます。価格はFIT期間中に比べると安価になるでしょう。ただし、売電契約を継続する形になるので契約に関する手間は少ないです。すでに取引をしているということもあって安心感があり、契約が自動継続になっていれば契約の手間がほとんどありません。手間はかかりませんが、買取価格は減少します。

買い取ってもらう電力会社を自分で選ぶ

卒FIT後は、別の電力会社に買取を依頼することも可能です。電力会社は一定の金額で買い取るわけではありません。買い取ってくれる業者の中には、大手の電力会社に比べて高い金額で余った電力を買い取ってくれるところもあります。新規の手続きの手間は増えますが、少しでも高く買い取って欲しい人にはおすすめです。

自宅で電気を溜めて使う

太陽光発電だけでは、電気を作り出すだけで溜めておくことはできません。使いきれなかった分は、家庭用の蓄電池を導入することで溜めておくことが可能です。昼間溜めておいて、夜間や天候が悪く電気を作れない時、非常用電源や電気自動車の充電に使用できます。電気を売るわけではないので収入にはなりませんが、余った電気を無駄にすることがありません。上手く活用することで電気料金の節約にもなります。

卒FIT後も続けて蓄電池を利用するメリット

家庭用の蓄電池を設置すれば、余った電気を溜めて置くことができます。収入にはなりませんが、上手く活用することで電気代を安くすることが可能です。蓄電池を設置すればメリットも多いですよ。

■余った電気は溜められる
太陽光発電と蓄電池があれば昼間に電気を溜めて夜に使う、天候が悪く電気を溜められない時に使用するなどの方法を取ることができます。売っても得にならないのなら、自分たちで消費したほうが効率的でしょう。蓄電池は太陽光発電がなくても利用可能です。電気料金の安い夜間に電気を溜めて、割高になる日中に溜めた電気を使う方法も可能ですよ。

■電気代の節約になる
蓄電池に溜めた電気を使用することで、電気代を抑えることができます。電気代が高い日中に太陽工発電の電気と溜めた蓄電池の電気を消費することで、電力会社から電気を購入する量を減らすことが可能です。蓄電池があると、余った電力を自家消費すればFIT終了後も電気代を抑えることができますね。

■災害時にも電気が使える
溜めておいた電気は災害時にも役立ちます。急な停電があっても蓄電池に溜めた電気を使用すれば困ることはありません。蓄電池の容量におりますが、6.5kWhのものなら主に冷蔵庫、テレビ、照明、スマホの充電など約19時間電気を使用できます。

 

FIT終了後の蓄電池のメリットを紹介しました。卒FIT後も損をしない対策は複数あるものです。とくに蓄電池の導入は初期費用がかかるものの、電気を溜めておけるので非常時にも役立ち、電気代の節約にも貢献してくれます。長い目で見ると経済的ですね。蓄電池は種類も豊富で太陽光発電との相性もあります。効率的に使用したい方は一度、業者に相談してみるとよいかもしれません。

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