【最新】令和6年度太陽光発電補助金について
福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業
福岡市では住宅用エネルギーシステムの導入を推進しており、独自の補助金制度を用意しています。国の補助金との併用も可能となっており、最大75万円の補助を受けられます。
単体補助と組み合わせ補助
令和6年度の福岡市による太陽光発電の補助金は、「単体補助」と「組み合わせ補助」の2種類があります。
単体補助とは、住宅用太陽光発電システムもしくは家庭用燃料電池を導入する際に支給される補助金のことを指します。ただし、太陽光発電システムは、集合住宅での導入のみ対象となっています。
一方、組み合わせ補助とは、リチウムイオン蓄電システム・V2Hシステム・エコキュート・家庭用燃料電池の4つのうちいずれか1基と住宅用太陽光発電システムを組み合わせることで支給される補助金のことです。
なお、組み合わせ補助を利用する場合は、HEMSの設置が必要とされています。
設置システムごとに助成額は異なる
住宅用太陽光発電システムの補助金交付額は、戸建て住宅の場合2万円/kWです。ただし、上限は10万円とさだめられています。集合住宅の場合も同じく2万円/kWですが、最大60万円が支給されます。
リチウムイオン蓄電システムとV2Hシステムの補助金交付額は、機器費用の1/2です。リチウムイオン蓄電システムの場合は上限が40万円、V2Hシステムの場合は上限が20万円となっています。
エコキュートの補助金交付額は定額2万円です。家庭用燃料電池の補助金交付額も同じく定額であり、5万円となっています。
申請受付期間
申請の受付期間は、令和6年5月7日から令和7年1月31日までとなっています。ただし、予算がなくなり次第受付が終了するので、住宅用エネルギーシステムの導入を検討している方は、早めの申し込みをおすすめします。
補助金交付事務局宛てに申請書と必要書類を電子メールもしくは郵送で申請できます。持参での申し込みはできないので、注意しましょう。
申請後、補助金対象決定の通知を受理してから工事に着手します。工事完了後もしくは入居後から起算して60日以内に補助金交付請求を申請しましょう。なお、完工から60日が経過していない場合でも令和7年2月28日が補助金交付請求の最終期限となっています。
補助対象者
福岡市内の自ら所有もしくは居住する住宅に対象となるエネルギーシステムを設置する方を補助対象としています。申請の審査時に福岡市税の延滞がないことが条件とされています。
なお、補助金交付対象が決定する前に工事に着工している場合は、補助金を受け取ることはできません。