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家庭用蓄電池の運転モード→使用初めて10年未満と10年以降の違い

公開日:2021/06/01   最終更新日:2022/08/30


電気を自給自足できることから、太陽光発電システムを導入している家庭が増えてきています。しかし2019年の時点で、約53万もの太陽光発電システムで、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了しているのです。電力運用を迷っている人もいるでしょう。この記事ではFITの買取期間満了後も、電力を活用する方法を紹介するため、参考にしてください。

余剰電力の固定買取制度とは?

「固定買取制度」とは、太陽光発電、風力発電、水力発電などによって発電された電力を、一定の価格で電気事業者が買い取ることを義務付けた制度のことで、2012年7月にスタートしました。一般住宅の屋根に設置してある10kW未満の太陽光発電システムの場合は、住宅で電気を消費した後の余剰分の電力が買取対象となります。

この制度の正式名称が「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」であることから、「FIT(Feed-inTariff)法」と呼ばれることが多いようです。太陽光発電システムによって自家発電した電気を使え、余った電力を売電できることで、経済的メリットが大きい制度といえます。

買取期間の満了を迎えたらするべきこと

2019年の時点で、多くの太陽光発電システムでFIT法の買取期間が終了しています。買取期間満了を迎える太陽光発電システムが設置されている家庭には、現在の売電先である電気事業者から通知が届く仕組みになっているのです。FIT法の買取期間が終了してしまうということは、今までのように余剰分の電力を売電できなくなるということを指します。そこでここからは、FIT法の買取期間が満了を迎えたらするべきことを紹介しましょう。

新たな売電先を探す

FIT法の買取期間終了後にまず頭に浮かぶのが、新たな売電先を探すことではないでしょうか?電気事業者によっては、FIT終了後の買取メニューを公表している業者があります。ただし新たな売電先が見つかったとしても、これまでの売電額よりはるかに下がってしまうのが現実です。また、新たな売電先を探すのが面倒だからとそのまま放置してしまったり、契約の更新をしないままでいたりすると、せっかく発電した電力が無償で一般送配電事業者に引き取られてしまう可能性があります。必ず契約や更新をするようにしましょう。

売電せずに自家消費する

FIT法の買取期間終了後におすすめなのが、発電した電力を売電せずに「自家消費」することです。電気事業者が提示する新たな買取メニューで契約するよりも、電力を自家消費したほうが、メリットが大きいといわれています。たとえば、発電した電力を蓄電池に溜めておき、太陽光のない夜間に蓄電池に溜めておいた電力を使うという方法で、かなりの節電となるでしょう。また電気自動車やエコキュートにも、蓄電池で溜めた電力を使うことができます。電気代だけでなく、ガソリン代やガス代の節約にもつながるのが、自家消費の大きな魅力です。

蓄電池の運転モードの切り替え方

FIT法の買取期間終了後、発電した電力を自家消費する場合は、蓄電池の運転モードを切り替えなければなりません。ここからは、蓄電池の運転モードと切り替え方を紹介します。

経済モード

経済モードは、太陽光発電システムによって発電された電力を売電することを優先したモードです。電気代の安い深夜に電力を蓄電池に充電し、実際に電気を使う日中に消費します。日中に消費する電力を深夜に充電しておくことで、太陽光発電システムによって発電された電力を多く売電できるのです。FIT契約期間中、売電価格が高い時期におすすめのモードといえます。

グリーンモード

太陽光発電システムによって発電した電力を蓄電池に充電しておき、電気代のかかる時間帯に消費するモードです。売電優先ではなく、消費電力をなるべく節約したいという人におすすめのモードといえます。

安心モード

蓄電池に溜めた電気を使う際は、電気を多めに残しながら運転することで、災害時に備えられるモードとなっています。安心モードがない蓄電池も多くありますが、災害時の非常用電源として蓄電池の導入を考えている人は、安心モード搭載の蓄電池がおすすめです。

FIT期間終了後は経済モードからグリーンモードへ

多くの蓄電池は、設置した際の初期設定が経済モードになっています。しかし、FIT期間終了後は売電せず自家消費したいという人は、経済モードからグリーンモードに切り替えなければなりません。モードの切り替え方は、メーカーや機種によって異なります。自宅にある蓄電池を確認して、経済モードからグリーンモードに切り替えるようにしましょう。

 

余剰電力の固定買取制度(FIT法)についてと、FIT期間終了後にするべきことを紹介しました。経済的メリットを考えて太陽光発電システムを導入したのに、売電額が下がりメリットがなくなってしまうのは悔しいですよね。FIT期間終了後にどう対処するか悩んでいる人は、蓄電池の運転モードを切り替えて、電気の自家消費をすることをおすすめします。

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